商大生も大満足!『第3回小樽あんかけ焼そば料理教室』

2012年11月17日 17:56

第3回目となる「小樽あんかけ焼そば料理教室」が、11月12日(月)小樽市勤労女性センターで開催されました。
今回の講師は、梅月商大通り店の小坂尚行店主。受講生は、小樽商科大学江頭ゼミの皆さん。
同大学の放送サークル「たるもじゅ」の村井貴朗さん、畑賀大さんの司会で進められました。
今回の料理教室は、現在の梅月商大通り店のあんかけ焼そばを作るだけではなく、昭和30年代の梅月の味を再現するという、あんかけマニア唾涎の企画もありました。


【写真】左より講師の小坂さん、司会の畑さん、村井さん

受講される商大江頭ゼミの皆さんも、真剣な表情で、小坂店主の一挙手一投足を見つめていました。


今回の材料たちです。


レシピは下の写真をクリック!


こちらの写真が、小坂店主のお手本。現在お店で出されている「平成の梅月AKY」です。
受講生の中から「美味しそう!」との声が上がっておりました。



さて、お次は生徒さんが作る番です。
あれ? 江頭教授(小樽あんかけ焼そば親衛隊会長)の両隣にいるのは・・・・・(つд⊂)ゴシゴシ
め、メイドさん????????



確かに見間違いではなくメイドさんが調理していました。

今回のアシスタントは朝里クラッセホテルの遠藤料理長でした。



緑色のエプロンが遠藤料理長。ホテルの料理長がアシスタントだなんて、豪華な料理教室ですね。

会場ににぎやかな声が響く中、次々とAKYが完成。みんなで力を合わせたAKY、美味しそうですね。



江頭教授とメイドさんの班も完成!



その間、小坂店主は、「昭和の梅月AKY」復活に着手。
ん?蒸し麺を茹でていますね。



現在の麺と違い、茶色い麺が特徴的です。
蒸し時間を長くするとこのような色になるとか。
チンゲン菜や小松菜ではなく、ホウレンソウを使うのも特徴的です。



「昭和30年代梅月の味」復活しました!



現在のあんかけ焼そばと並べて撮影。右2皿が現在のものです。



復刻版AKYは、醤油の色がかなり薄いです。
これは、当時醤油の値段が高く貴重であったため、使用する醤油を少なくしたためだそうです。その分、塩味を効かせ、ブラックペッパーで香りづけされています。
細長い野菜のカット、長時間蒸した茶色い麺など、多くのお客様からの注文に対応するスピードや、今より充実していなかった冷蔵保存技術など、当時の事情に対応したアイディアが随所に散りばめられています。
当時の生活文化を語る上でも、貴重なメニューですね。

残念ながら、小坂店主によると、「昭和復刻版AKY」はメニュー化する予定はないとのこと。
この日限りのメニューになる可能性が高いです。
小樽あんかけ焼そば親衛隊会長の江頭教授は、昭和の梅月の味を記録に残すことを語っておりました。

商大生の皆さんは、早速自分たちで作ったもの、先生のお手本、昭和復刻版を食べ比べ、それぞれの感想を語り合っておりました。
麺を焼きすぎたのでしょう。一部の班から「かたい!かたい!」という声も上がっておりました。

無事怪我もなく終了した今回の料理教室。
この経験が、商大江頭ゼミで取り組む「あんかけ焼そば辞典」などの活動に活きるのは間違いないでしょう。

小樽あんかけ焼そば親衛隊、小樽あんかけ焼そばPR委員会では、今後も料理教室を開催し、市民との交流を図るとしています。


当日は、読売新聞様、小樽ジャーナル様、エフエム小樽様に取材をして頂きました。

【読売新聞】11月14日付朝刊


【小樽ジャーナル】商大生"あんかけ焼きそば"に挑戦 プロが教える料理教室 (2012/11/12)


【FMおたる WEBニュース】第三回小樽あんかけ焼そば料理教室(動画)


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