【番外編】中国料理 御舟本店(札幌市白石区)

2012年10月13日 11:11

今回は、小樽あんかけ焼そばのルーツを探る旅第一弾。札幌市白石区の「中国料理 御舟本店」です。



こちらの店主は、小樽あんかけ焼そばの草分け店、「梅月」出身の方だそうです。
果たして、昭和30年代の「梅月の味」が食べられるのでしょうか?
カーナビに誘導されて到着したお店の周りは、会社と住宅ばかりで飲食店はここぐらい。
正直、「なぜこんな所に?」と思い中に入ると、付近の会社員で満席でした。
カウンター内の厨房で、ベテランの店主が中華鍋を振っていました。

店内は、カウンター6席に6人掛けのテーブルがひとつ。小上がりは6~8人ぐらい座れるでしょうか。

お店のメニューです。



あんかけ焼そばは、「什錦炒麺」と言うんですね。



中のメニューは表記が間違ってるようです。「什綿湯麺」になっていますね。
おそらく、「什錦」が「五目」という意味なのでしょう。
一品料理も充実しています。



「什錦炒麺」を頼んで、周りを見回すと、ほとんどのお客さんが定食を食べていました。
定食メニューがこちら。



他の街に来て、あらためて小樽のAKY率の高さに気が付かされました。
小樽の場合、お客さんの半数以上があんかけを食べてるのはザラですからね。

意外に早く、待望のAKYが出てきました!


【中国料理 御舟本店】什錦炒麺(あんかけ焼きそば・五目ヤキソバ) 650円

結構なボリュームです。これで650円はコスパに優れています。
具材は、豚肉、えび、ハム、白菜、もやし、きくらげ、さやえんどう。
ハムがどことなく昭和を感じさせます。
麺はしっとりとしており、かなり柔らかい部類。しっかりした旨味のあるあんです。

現在、唯一「梅月」の名前で営業している、小樽の「梅月 商大通り店」とは、違った方向性のAKYでした。
どちらが、昭和の梅月の味なのか・・・???
当然、両店とも、独自進化をしている可能性もあり、また、昭和の梅月も、時代によって、調理人によって味が変化していることも考えられます。
ここは、それぞれを食べ比べてみて、いろいろ思いを巡らせるのが正解かも。

この日、お店はとても忙しそうで、店主の方に質問出来なかったのが悔やまれます。
次は、中央区の支店にも行こうと誓ってお店を出ました。


「中国料理 御舟(本店)」
住所:札幌市白石区中央2条3丁目3-4(駐車可)
電話:011-842-2871
営業時間:11:00~15:00 18:00~21:00
定休日:日曜・祝日



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