小樽AKY48プロジェクト

2014年12月にリニューアルオープンした小樽市立病院。
真新しい建物になったのと同時に、院内食堂の業者さんも入れ替わりました。
今回は市立病院の7階にある食堂「美味しんぼ」です。

新市立病院は、当然ながら真新しく、そして立派な建物です。以前の古ぼけた病院とは雲泥の差です。
運河埋立てなど、過去に市民を二分する論争が巻き起こった小樽ですが、この病院建設に関する議論も記憶に新しいところです。



院内に入ると、１階外来待合室は明るく開放的な空間に感じられました。いや、ホント前の病院と雲泥の差。
館内の案内図を見て、エレベーターで食堂がある７階を目指します。
ちなみに２階の売店はセブン-イレブンだそうです。



店舗入口です。大きくメニューが貼られています。
↓下の写真クリックでメニュー拡大します。


病院の食堂にしては、メニューが豊富ではないでしょうか。
定番のそば、ラーメン、丼もの以外に、日替わり定食やアイスクリームまであります。
ちなみに、日替わり定食の内容は、このように入口に表示してあります。



店内に入ると券売機があります。



あんかけ焼そばの他に、あんかけ揚げそばも出来るって、院内食堂にしてはすごくないですか？
ここで、買った食券を厨房カウンターで係の方に渡し、料理が出来て呼ばれるのを待つというセルフサービスシステムです。
席について外の景色を眺めながら料理の完成を待ちます。



座席は4人掛けテーブルが8卓ほど。食堂内は見舞客などで賑わっていました。
他の方が食べていた「豚カツ定食」は、ボリュームがあって食べごたえありそうでした。

大きく開放的な窓で、景色が大変よく見えます。
この位置で高いところからの景色を見たことがないので新鮮に感じられました。
「下界」の人々が忙しく働く姿や、クルマの往来などをぼんやり見ていると、「あんかけ焼そばでお待ちのお客さま～」と、私を呼ぶ声がしました。厨房カウンターに行き料理を受け取ります。


【食堂 美味しんぼ】あんかけ焼そば　750円

具材は、えび、いか、ホタテ、豚肉の定番カルテットに、白菜、もやし、しめじ、えのき、しいたけ、キクラゲ、にら、人参、青梗菜と種類が豊富です。ゆで卵のトッピングが嬉しいですね。
ちなみに酢はカウンターにありますので、お好みで使用できます。



焦げ目がついた柔らかめの中細麺に絡む餡は、しっとりとした舌触りに、しっかりした味付けの醤油味です。



「美味しんぼ」という店名は、同名の有名な漫画を思い出しますが、この食堂を運営しているのは、市内奥沢の居酒屋「美味しんぼ」です。
なるほど、それで豊富なメニューもお手の物ということですね。

新市立病院は、廃校になった量徳小学校跡地に建てられました。旧市立病院の道路１本挟んでお隣です。
量徳小出身者の方にしてみれば、母校が無くなり寂しいかもしれませんね。
病院敷地内に「量徳小学校メモリアルガーデン」というものも設けられております。
138年も続いた教育の場から医療の場へと変化しながら、さらに長く市民生活に貢献する地となることでしょう。

※食堂は誰でも利用できますが駐車場の台数は限りがあります。駐車場は患者さん優先でお願いします！

「食堂 美味しんぼ」
住所：小樽市若松１丁目１−１（小樽市立病院7階）
電話・FAX：0134-54-7711
営業時間：平日11：00～18：00　土曜11：00～14：30
定休日：日祝日


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